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婚約指輪・結婚指輪コラム

ブライダルジュエリー専門店として20年以上40万組以上のお客様と接してきたブランドだからこそ、お客様のちょっとした疑問や知っておきたいことをコラムとしてまとめました。
婚約指輪や結婚指輪を選んでいる最中の人はもちろん、これから選ぼうと考えている人も、是非参考にしてください。

何が違うの? 婚約指輪と結婚指輪

婚約指輪と結婚指輪、どちらも一生で一度のジュエリー。それぞれの違いはどのようなところにあるのでしょうか。今回は、婚約指輪&結婚指輪の歴史や意味合いをご紹介したいと思います。

婚約指輪は、男性から女性へ贈る、結婚の決意と永遠の愛を形にしたもの。普遍性や永久性の象徴として、地球上でもっとも硬く、美しい輝きを放つダイヤモンドが使われるようになったそうです。

婚約指輪にダイヤモンドが使われる理由

銀座ダイヤモンドシライシの婚約指輪「Bouquet(ブーケ)」
「永遠」を意味するダイヤモンドは、2人の絆も表している(写真:Bouquet [ブーケ]/GINZA DIAMOND SHIRAISHI)

そもそもこの婚約指輪とは、古代ローマ時代に「契約の証」として使われていた鉄製の輪を、そのまま結婚の約束に用いたのが婚約指輪の始まりだといわれています。

1477年、ローマ帝国皇帝になるマキシミリアン大使がブルゴーニュの公女マリーに結婚を申し込んだ際、「不屈の力」「永遠」を意味するダイヤモンドを配した指輪を贈ったという記録も残されているようです。

日本でダイヤモンドが脚光を浴びるようになったのは、高度経済成長期、ダイヤモンドの輸入が解禁となった昭和からだとか。現在では、結納や両家の食事会のときなどに、結納品や結納金のかわりに取り交わすケースも多いようです。

2人の思いも深まる、ダイヤモンドの石言葉

二人の思いも深まるダイヤモンドの意味は「愛の不変性」のイメージ
2人の愛の不変性を表すダイヤモンド。婚約指輪を贈られた女性はマリッジブルーになりにくい!?

ダイヤモンドの石言葉は、「永遠の絆・純潔・清浄無垢」。地球上でもっとも硬い鉱物であり、いつまでも色あせないことから“不変性”を象徴するとともに、炭素のみで構成されるという“純粋性”が、2人の愛の不変性、純粋な愛を表しています。

皆さんのなかには「婚約指輪って本当に必要?」と感じる方もいらっしゃると思いますが、その歴史やダイヤモンドの石言葉について知ることで、婚約指輪の大切さがおわかりいただけるのではないでしょうか。記事「いつ買うの?どう選ぶ?失敗しない婚約指輪・結婚指輪」でお話した通り、婚約指輪は男性の決意の結晶であり、挙式までの期間の2人を強い絆でつなぐもの。新婦となる女性の両親も「娘を大事に思っている証である」と理解してくれるでしょう。婚約指輪の有無がその後の離婚率に比例するという見方もあるほど。実際、婚約指輪を贈られた女性はマリッジブルーになりにくいというデータもあるようです。

ダイヤモンドは、地球上の鉱物として大変希少性の高いものであり、採掘から研磨まで多くの人々の手を経て市場に出てきます。それゆえにとても高額な石ではありますが、男性が自分の一生をかけた“契約”の場でこそ贈る意義のあるもの。美しいダイヤモンドが、最高の喜びを記憶した、2人にとっての“メモリーボックス”となってくれるでしょう。

結婚指輪は「傷」が美しい唯一の存在

銀座ダイヤモンドシライシの結婚指輪「creer(クレール)」
指輪についた傷は2人の時間と重なる(写真:creer [クレール]/GINZA DIAMOND SHIRAISHI)

夫婦となる2人がともに身につけるのが結婚指輪。「どのようなデザインがおすすめですか?」とたずねられたときには、私は「傷がついた様子も想像して選ばれるといいですよ」とお答えしています。

結婚指輪は常に身につけているものですから、毎日少しずつ傷がついていきますし、それが当たり前の姿でもあります。指輪にたくさん刻まれていく傷は2人が積み重ねてきた時間そのもの。傷つくことが美しい、唯一のジュエリーだと思うのです。

あるお客様は、まだ幼かったお子さまが、ご自宅の階段で足をすべらせた際、とっさに頭の下に左手を差し出したそうです。お子さまを大怪我から守った左手の指輪には大きな傷が残ったそうですが、お子さまが大人になられた今はその傷が大切な思い出となったとか。その方の人生とともに時間を刻んできた、世界に2つとない指輪の素敵なエピソードです。皆さんもぜひ、真新しいキャンバスを探すような気持ちで探してみてください。

なぜ、ブライダルリングを左手の薬指につける?

結婚指輪も婚約指輪も、リングをつける指は左の薬指と決まっていますが、どうしてなのかご存じですか? 

実は、左手の薬指は古くから“心臓に近い指”とされてきました。誓によって思いを込めたリングをここにつけることによって、お互いの絆を強め、またハートをつなげるという意味合いも込められているのだそうです。婚約指輪の起源がそうであったように、「契約の証」として使われた鉄製の輪をそのまま「結婚の約束」として用いられたことから結婚指輪が広まったとか。

ところで、婚約指輪と結婚指輪を重ねづけする際、どちらを上にすべきか迷う方も多いそうですが、「結婚指輪の上から婚約指輪をつける」のをおすすめしています。ダイヤモンドの存在感がより際立ち、「絆に約束で鍵をかける」という意味にもつながります。

婚約指輪と結婚指輪の歴史、存在意義、ダイヤモンドに込められた意味など知ることによって、身につける喜びや楽しみもまた一層大きなものになるのではないでしょうか。

2014年12月18日~All Aboutにて掲載中

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